| 10~12歳になると盲導犬たちは訓練所に返されて、訓練 所の施設や引退犬ボランティアの家庭で、静かでのんびり
した余生を過ごします。
犬の10歳は老犬ですから遅かれ早かれ病気になるので、
病気になった犬を真の愛情を持って介護し、そして看取る
のが引退犬ボランティアです。 | | | | | | 「・・・」玄関で熟睡中 |
人間を支え続けてきた補助犬に心から「ありがとう」「ご苦労さまでした」と言える人、そして命
の尊さが分かる人でなければなりません。訓練所の条件はだいたい次のようなものです。
- 犬を看取ったことがある
- 飼育費・医療費・介護費を負担出来る
- 犬を訓練所まで引き取りにいける
- 室内で飼える
- 小さな子どもさんがいない
- 長時間留守にしない
- 引退犬が死亡した場合、何らかの形で供養をする
引退犬の犬種は主にラブラドール・レトリーバーとゴールデン・レトリーバーで、約 8~10年間
盲導犬、介助犬として活躍したのち引退した10~12歳、体重25~32kgの大型犬です。
詳しい委託基準は、お近くの盲導犬協会など(リンク集参照)にお問い合わせください。
◆ 北海道盲導犬協会の老犬ホーム ・・・・・ホームでの生活、老犬ボランティア、老犬介護
引退犬ボランティアの方の手記は心にずしんと響くものがあり、引退犬達の写真を見ていると
涙が出そうになります。
人間のために働き、その生の終わりを迎えようとしている老いた引退犬達と、その終わりの時
に寄り添う引退犬ボランティアの人達を支援している団体があります。ご家庭に募金箱を置いて
いただける方を募集していますので、どうぞご協力をお願いします。
また、引退犬・老犬の介護用品を販売して、その純益を寄付しているサポートショップも合わせ
て紹介します。
| 補助犬訓練事業所のスタッフの皆さんは、一人で何役も
の仕事をこなします。それでも人手が足りません。
近くにお住まいで時間のある方は、ぜひ作業ボランティア
としてご協力ください。
訓練事業所に作業ボランティアの登録をしておくと必要な
ボランティアがFAX・メールなどで案内されます。 | | | | | | 「うれし~い!」 |
| 募金活動 | | 募金・会員募集のお手伝い、募金箱の設置 | | イベント | | バザ-・コンサート・デモンストレーションのサポート、会場でのグッズ販売 | | 講演活動 | | 講演会・学校の総合学習(運搬作業、自動車の運転) | | 訪問活動 | | 老人ホームや各種施設の訪問(運搬作業、自動車の運転) | | 見学会 | | 準備作業、サポート | | 事務作業 | | 宛名書き、名簿整理、電話応対、パソコン(Word、Excel)、新聞スクラップ | | 広報活動 | | 印刷、写真撮影、ホームページ作成・更新、会報作成、点訳 | | 犬の世話 | | 犬のシャンプー、犬舎の清掃 | | 犬の服制作 | | 犬のエチケットコート制作、犬のレインコート制作、その他縫製 | | グッズ制作 | | チャリティグッズ制作、ワッペン制作、マスコット制作 | | 消耗品調達 | | 大判バスタオル、タオルケット、毛布、新聞紙、ビニール袋の調達 | | 環境整備 | | 花壇造成、樹木管理、除草、施設の清掃 |
あまり見る機会のない補助犬の見学会・イベント・デモンストレーションなどを紹介します。
◆補助犬見学会
◆総合学習・福祉セミナー・講演・施設訪問・デモンストレーションも受け付けています
■ 講習会への盲導犬の派遣 | | [ (財)北海道盲導犬協会 ] | 盲導犬に関する説明、盲導犬体験歩行、ビデオ上映 | | 講習料3,000円/時+交通費 | | | |
■協会職員による盲導犬訓練実演・講演 | | [(財)関西盲導犬協会 ] | 盲導犬訓練の実演、講演(協会職員) | | 講演料の規定なし→寄付 | | | |
■盲導犬についての正しい理解を深めていただくための講演会 | | [(社福)兵庫盲導犬協会] | 日時・講演内容(ビデオ・話・デモ等)ご要望に合わせて | | 講演料25,000円+交通費 | | | |
■各種学校、施設で介助犬の講演・デモンストレーション | | [NPO 兵庫介助犬協会] | 介助犬についてのお話、介助犬実演、介助犬体験等 | | 時間、内容、金額等はご相談 | | | |
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